やあどうも、塚越です。
今回は春からこれまでの間に世に放たれた数曲と、夏あわせの1曲についてまとめます!
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■碓氷悠一朗として
月の彼方で逢いましょう Vocal Collection / tone work's
tr.04「でんじゃらすきゅーとはっかーレインちゃん」、
及びtr.05「After Rain」それぞれ作編曲及びギター演奏を担当。
tr:04 / 歌唱:Luna 作詞:白矢たつき
tr:05 / 歌唱:Luna 作詞:白矢たつき
tone work'sさんより6/28に発売された恋愛ADV「月の彼方で逢いましょう」に寄せた、『佐倉雨音』ちゃんルートの2曲です。前者は挿入歌でありイメージソングとして、後者は同ルートのED曲として本編中では使用されています。商業曲はこちらでまとめていないケースも多いんですけども、この2曲はなにせ前回ミニボーカルコレクションの旨に触れているので、であれば本チャンのこちらをまとめないわけにはいかんやろ!と。
「でんじゃらすきゅーとはっかー〜」は電波曲です。『電波と一口にいえど云々』とは都度書いてきた事ですが、この楽曲の音楽性(といいますか電波性?)は、私的な電波的引き出し上ではもっともオーソドクスなものなんですよ。これが俺の電波だ!みたいな。とはいえ本作に収められた(後述の「After Rain」含む)他の楽曲を踏まえた場合、この楽曲は驚くべき異質なものになりますw 最初「なんだこの曲」と驚かれたトンワファンの方、さぞ多い事でしょう…!
「After Rain」はポップロックです。着手当初はもう幾分かオルタナっぽい方向性を考えていたんですが、最終的にはそこまで尖らせない形に纏まりました。この楽曲と上述の「でんじゃらす〜」はフレーズの一部(或いは一部以上)を共有しているのですけど、アレンジ違いでこれだけ印象が異なってくるというのは音楽の面白い点のひとつですよね。
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■塚越雄一朗として
未来(狛茉璃奈バージョン)/ sazanamikazuya
tr.11「未来(狛茉璃奈バージョン)」の作編曲及びギター演奏を担当。
歌唱:狛茉璃奈 作詞:漣和夜
こちらは「100%同一の歌詞のもと、異なる作家及び歌い手に、異なる曲調で楽曲を制作してもらおう」というweb企画です(なのでwebページ上にてフルサイズ聴けちゃいます!)。私は狛茉璃奈様とのタッグで参加しました。
曲調はレトロなトランスポップです。このへんのビート感に重めの歪みのエレキを噛ませるのってなんか個人的にカタルシスを感じるんですよね…!もっともクラブ音楽的な側面でいえばそのテの手法は邪道ですから、あくまでもポップスとしての話ですが。なお、より詳細なコメントについては上記ページ下段に付記されておりますので、そちらもぜひ御覧ください。
月詠あると様の1stソロシングルです。7/7よりBoothにて販売されています。最初にお声掛け戴いてデモをお出ししたのがあれは…何年前になるんだろう?そこから様々な事情を経て製作期間が間延びしつつやっと完成まで漕ぎ着けたという、非常に潜伏期間の長かった楽曲なのですよ。
アッパーめでかつストリングスアレンジがフィーチャーされたゴシックロックです。この辺りの曲調、私は「ゴシックっぽくあること」というのを基本的には意識せずつくっているんですよ。にも関わらずゴシック調としてちゃんと認識されているあたり、やっぱり適正があるのかもしれませんね。そして月詠あるとさんはテクニシャンですね!ともすれば可愛らしいお声をお持ちでありながら、アグレッシブな歌唱表現と豊かな声量によって楽曲をとことん盛り上げて下さいます。スバラシイ!
Fairy Ring / 葉月ゆら
tr.02「imprecatio」の作編曲及びギター演奏を担当。
歌唱:葉月ゆら 作詞:海兎
今回唯一の夏コミ案件は葉月ゆらさんです。正直なかなかにぶっとんだ曲調である上に企画趣旨を曲解して制作に当たったものでデモお出しした段階では「これ大丈夫かな」と思っていたんですが、なんだかんだ上手く纏まったものだなと。ゆらさん及び海兎さんの両名に感謝!
なんと形容すればいいですかねこれは。いうなればハデめのデステクノなんですよ。それもガバとかそういう方面にハデなやつ。このテイストを選んだ理由には企画当初提示された「呪い」というキーワードがあり、それを受けて「聴けばそのまま呪われるような、いうなれば呪いのビデオ的な楽曲にしよう」と思い至りまして。ともあれこの曲、これまでゆらさんにご提供した楽曲の中でもぶっとび度は最高だと思います。
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今回は以上となります。
皆様、熱中症にはくれぐれもご注意を!