2022年04月21日

水谷・塚越の2022春参加作品まとめ その1

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どうもこんにちは、塚越です!

最近は私も含めたフレンドの多くがエルデンリングをプレイしており、それについての話題が挙がらない日がないんですよ。他者のプレイに触発される面も大きいにせよ、これだけ人を惹き付けるタイトルってすごいなと思います。

さて、それでは2022春の参加作品をまとめていきましょう。今回は春M3と、それ以後のイベント分とで2回に分けます。あとるなちの分があるのでその旨は本人に書かせます。



■ 水谷瑠奈

君の愛したこの世界を / Angelicca

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tr.01『君の愛したこの世界を』及びtr.02『Recommence』双方の歌唱を担当。
tr.01 作詞:らいね 作編曲:Coma
tr.02 作詞、作編曲:Coma

るなちだよ(=゚ω゚=)
私と塚越が参加したAngeliccaさんの「Gratitude」がちょうど1年前で、ありがたいことに今回もお声がけいただき2曲歌唱参加してまいりました。

歌唱面では『君の愛したこの世界を』は展開に富んだロックだったので、かっこよさと抑揚を意識して、2曲目の『Recommence』では、暖かみのあるバラードを目指しています。1枚で2度美味しい水谷瑠奈が堪能できますぞ(=゚ω゚=)
それぞれの聴きどころだったり裏話だったりは、AngeliccaさんのYouTubeラジオでお話してきましたので、お時間あるときに是非アーカイブをチェックしてきてもらえればと思います!





■ 塚越雄一朗

黄昏の妖精歌 / 葉月ゆら

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tr.06『王と精霊の剣』の作編曲及びギター演奏を担当。
 作詞:葉月ゆら

ゆらさん曲です。例の体調不良により前回は一回休みを戴いたんですが、今回はちゃんといますよ!

今回は民族調の楽曲性をフィーチャーした企画という事で、その場合に寄せられる多くの楽曲は大別するとケルティックなものか、或いは中東風のものかに分類される事が多いですよね。今回の私は後者となります。

ただし普通にはつくってないですw 試聴で切り抜かれている箇所からもわかる様に、この楽曲はゆったりとしつつ重いバラードセクションと、極めてBPMの高くハデなハードコアセクションとの双方が入れ替わりつつ展開する様な形になっています。ゆらさんに以前提供した楽曲でいえば『imprecatio』あたりに近いといえますかね。好みは分かれるでしょうが、刺さる方にはきっと刺さるでしょう!


Night City Driver / 後藤ハルキ(A little bit)

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tr.01『BRILLANTE』の作編曲及びギター演奏を担当。
 作詞:後藤ハルキ

今回のハルキさんCDは、CDタイトルからも察する事が出来るように、シティポップ的な傾向の強い形に仕上がっています。というより収録3曲共もろにそれですねぇ…え、作家陣のシンクロ率高すぎんか。ところでこの「シティポップ」というジャンル、最近になりまたちょくちょくと耳にor目にする様になりました。流行ってるのかな?

私の担当曲『BRILLANTE』はディスコティックな感じはあまり意識せず、ギターの刻みやベースの動き等から導きだされるグルーヴをそのまま楽曲全体に反映していった様な、割と純粋なファンクポップトラックとして仕上がっています。あと今回は私のハルキさん曲としては珍しく、コーラスが厚めになっています。それによりEW&F的な雰囲気がでればいいなと。

以前にくらべブラス音源が結構良くなった関係で、こういった曲調もだいぶやりやすくなりましたよ。これは非常に助かる!


The World in Reverse / 花摘藍(Miniature fleur)

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tr.01『The World in Reverse』の作編曲及びギター演奏を担当。
 作詞:彼方はてな 作詞制作:アル†カナ

初ですね、花摘藍さん!今回お寄せしたのは私の作風としても既にオーソドクスになった感のある4つ打ち系ゴシックトラックなんですが、こういった曲調においても実に映える、芯の通ったお声&テクニックをお持ちのボーカルさんです。あとファルセットをとても有効に用いる事ができる引き出しをお持ちであり、今楽曲においてもメインパート及びコーラスパート双方において、それがとてもよく活かされています。

ダンストラックのBPMって155くらいを境に、(音色にもよりますが)16分の多用ができなくなっていくんですよね。この楽曲はその状態の手前で留めつつ、要所において拍を食う様なアクセントを用いてきびきびと展開させています。またさほど目立ちはしませんが、ギターバッキングにおいても16分のブリッジミュート刻みを多用しています。このBPM帯でそれを行うとスピード感でていいんですよ。

ところでこういった、コーラスパートがメインパートに高頻度で絡む形って作詞超大変だと思うんですが、本楽曲はその面でもとても上手く纏まっているなと思いますね。タロットをモチーフとし、また楽曲全体にストーリー性をもたせながらも一切の破綻のない、実に秀逸な歌詞です。これを書けるのは羨ましい…!


VTTRACT / Sennzai(Seardrop)

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tr.07『焔』の作詞作編曲及びギター演奏を担当。

私の場合、Sennzaiさんのもとではその声色&歌唱力を活かすべく、割とアカデミックな雰囲気の楽曲をお寄せする事が多いんです。今回はご企画上においてそこに留まらない、新たな側面をも打ち出すものとなっているんですが、但し私担当の『焔』は今回もアカデミック路線の延長上にある楽曲として仕上がってます。非常にどっしりと構えたパワーバラードになっているなと思いますね。

「パワーバラード」という楽曲性自体、ロックアーティスト等のアルバムのラストを飾る、〆の一曲としての側面が昔からあると思うんですよ。或いはハリウッド映画のテーマソング的なものだったり。それらを意識しつつ、本楽曲もどちらかといえばJPOP離れしたアンサンブル及び和声進行を重視しています。この辺りは私がもてる一つの引き出しとして、今後に至り強化していきたい部分です。

ところでこの曲、歌詞完成時に一度私も仮歌歌ってるんですがサビの歌唱めっちゃムズいんですよ。ロングトーンの難度極まれりという感じで。いくらSennzaiさんはいえ、これを上手くこなせるものか心配でもあったんですが杞憂でしたね…彼女は本物です。あと余談、本楽曲のボーカル補正作業を担当したるなちが、後々になりせんざいさんの声真似をしつつ本楽曲を歌ってましたw そうしたくなるだけのものがあるという事でしょう!





今回は以上となります。それではるなち共々よろしくです!

posted by 塚越雄一朗 at 13:34| Comment(0) | NanosizeMir情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする