どうもこんにちは!塚越です。秋合わせラッシュを無事終えたことで、しばらくガマンしていたストリートファイター6を、遅まきながらついに始めることができました。やったぜ!
早速先んじている友人らと対戦してみたところ、当然ながら足元にも及ばずボッコボコということで、暫く猛練習です。飛び級が可能なランクマはプラチナ★4からのスタートとなりました。
さてさて、ゲームの話はこの辺にして。今秋の参加作品を纏めてゆきます。
NanosizeMirのYouTubeチャンネルでも参加作品について簡単ではございますが話しましたので、合わせてご覧になってください!
■塚越個人 - 商業
太鼓の達人ドンダフルフェスティバル
8月3日追加楽曲『ミンナノカキゴオリ』の編曲及びギター演奏を新規に担当。
作詞:祇羽 作曲・歌唱:ボンジュール鈴木
夏に追加された楽曲なんですが、その際はまとめ記事作成を行わなかったので、事後ながら今回に含めました。
特徴的かつ魅力的なウィスパーボイスが持ち味のシンガーソングライター「ボンジュール鈴木」さんをフィーチャーした当楽曲は、軽やかかつタイトな16ビート基調のエレクトロポップスです。渋谷系的なアプローチも要所で意識しつつ、基本的には新しめかつ私らしいアレンジで纏めています。
ウィスパーボイスによる歌唱には格別の透明感があり、テーマである「カキゴオリ」というワード(というかこの曲では"概念")ととてもマッチしていますね。祇羽さん的にこれは狙ってのことだったのでしょうか?であればやるなぁと思います。
■水谷個人 - 同人
Maple Leaf BOX II / 霜月はるか(Maple Leaf)
tr.14『エルダリア〜祈り咲く森〜』のコーラスソプラノパートを(コーラス隊の皆様と共に)担当。
作詞:日山尚 作曲:霜月はるか 編曲:岩垂徳行
以下は水谷からのコメントです。
一般公募で集まった総勢40名以上のコーラス隊の皆さんが参加されている企画で、霜月はるかさんの繊細な歌声が重なり合う壮大な楽曲となっております。
ここまで大人数で行う規模の収録は私自身初めての経験で、準備や当日の練習、本番含めてとても良い経験になりましたし、楽しい思い出となりましたヽ(=゚ω゚=)ノ 秋M3で先行販売、11/20(月)リリースとのことですので、是非チェックしてみてくださいね!
■塚越個人 - 同人
Spooktacular / 葉月ゆら
tr.03 『ツギハギ男爵と欲張りメイド』の作編曲及びギター演奏を担当。
作詞・歌唱:葉月ゆら
ゆらさんです!今回のテーマはハロウィンということで、従来とは少し異なる、まるでテーマパークのようにきらびやかな楽曲が目白押しとなっています。
そんな中での私の担当曲『ツギハギ男爵と欲張りメイド』はまさに賑やかし担当という感じで、アップテンポでサイケなダンスビートをベースに、アコーディオンや或いはペット等のウワモノを装飾的に用い、雰囲気を構築しています。制作時は「オッカさんあたりと曲調かぶるかな?」と若干懸念したのですが、心配無用でしたね。うまく棲み分けできたようでよかった!
小気味のよい曲調に、ハキハキとしたゆらさん従来のボーカルが見事にマッチしており、楽曲のキレっぷりはこの上ないものと自負します。また超低域の処理に気を配ったミキシングもばっちりハマっていそうですね。
Cinéma Mélange / 後藤ハルキ(A little bit)
tr.04 『Rainbow』の作編曲及びギター演を担当。
作詞・歌唱:後藤ハルキ
ラテンやシティポップ、或いはタンゴ…等々、レトロ+アダルティ(ムーディ)+お洒落というサークルテーマに根ざし、ハルキさんのもとではこれまで様々な楽曲ジャンルを構築してきました。ですがこと私+ハルキさんというコンビネーションの原点はこの形!ボーカルジャズです。
積年の活動期間を経て、ハルキさんもどんどん進化してきました。なにかしらの節目が今作に存在するわけではないと(恐らく)思いますが、私的にはこの『Rainbow』を、我々の活動と、その過程での成長を描き留める記念としたいなぁと。
同人音楽における「ジャズ」というジャンルに対する需要はニッチでありつつ、確固として存在していることを私も認識しています。また、ボーカルさんにとってはとてもチャレンジングかつ憧れのある曲調であることでしょう。それを偽りなくしっかり担える者として、私のアイデンティティの一端としこれからも高めてゆきたいですね。
HYPNOSONIC / 棗いつき
tr.05 『Son macabre』の作詞・作編曲及びギター演奏を担当。
歌唱:棗いつき
いつきさんソロです!本アルバムには「私の音楽で人が●ぬ」という意味深なキャッチが付与されていますが、『Son macabre』はその暗黒面の権化とでもいうべき、とても象徴的で掴みどころのない、カオスなトラックです。
先ず1つ。試聴にて聴くことが可能な楽曲の一端をもって、「ああ、この曲はこういう感じか」と定義してはいけません。ともすればそれは、大きな誤りとなるかもしれないかもです。本楽曲のサビは前半と後半に二分され、それぞれまるで別の様相を有します。ニュートラルな気持ちで、空虚な心もちで以て聴くのがお勧めです。
そして同時頒布となる「レコード風キーホルダー」にはなんと、本楽曲の造語版が収められています。従来版とは異なるアプローチのボーカルワークが冴えるトラックとして仕上がっているので、こちらも是非入手してくださいね。
喫茶マヨナカ / mia(airy bird)
tr.01 『マヨナカコーヒー』の作編曲及びギター演奏を担当。
作詞・歌唱:mia
お初です、miaさん!素朴でまっすぐなボーカルが魅力的な歌い手さんです。そして作品の一曲目を飾る当楽曲はなんと、ボーカルジャズトラックです。1つの時期にて重複することが極めて少ないジャンルなので、私的に少し驚いています。
最も楽曲を構築するうえでのアプローチは、それぞれ異なります。舞台を彷彿とさせるような雰囲気を狙った前述『Rainbow』に対し、こちら『マヨナカコーヒー』はドライめでシマりのある音づくりに。またサビ部分のドラミングには従来ジャズ系ではあまり用いられない4つ打ちを採用し、よりアッパーかつキャッチーなアレンジメントを行っています。
テーマとなる「コーヒー」は様々に味変できる便利な飲み物ですが、根底にあるコクや苦味こそが最大の魅力ですよね。この楽曲もまさにそんな感じで、様々な装飾を楽しみつつ、筋の通った旋律とボーカルの旨みを見いだして戴けたら願ったり叶ったりですね。
Dear, My Days! / ななひら(Confetto)
tr.05 『Cheerful Days』の作編曲及びギター演奏を担当。
作詞:植木直敬、らいね 歌唱:ななひら
久々のななひらさん曲ですがさて、大変おまたせしました!この『Cheerful Days』は、PS4/Switch向けADV【こちら、母なる星より / 日本一ソフトウェア】のテーマソングであり、そのフルサイズ版です。
少女というミニマルな視点から、はるか空の彼方の宇宙を望む…そんな楽曲テーマを有す当楽曲には、日常を謳歌するような素朴さと、人智を越えた対象に想いを巡らすスケールの大きさ、双方の側面を有しています。それは歌詞原案を創作され、楽曲の監修を行った植木さんによって定義されたものであると同時に、あくまで気さくで人あたりがよい存在ながら、多くのファンを有し、それらをターゲットにご活動を続けているななひらさんご本人のようだなぁ、とも。
ところで今バージョンですが、ゲームMVにて用いられた前半部分についてもすべてボーカル再終録及びリミキシングを行っています。もともと従来のななひらさんボーカルよりもちょっぴり大人っぽく歌われたいたんですが、今回は更にその色合いが濃くなっていますね。「大人なひら(おとななひら)」、楽しみましょう!
NATURA / 小鳥遊まこ(うたのは)
tr.06 『Futurapax−願−』の作編曲及びギター演奏を担当。
作詞・歌唱:小鳥遊まこ
リリースの度に成長し、私(と水谷)を驚かせてくれるまこさん。普段よりも優しめ(といいつつロックテイストはしっかり残していますが)の雰囲気で纏めた当楽曲においても、やはりそれは同様でした。
彼女のボーカルを称えるに相応しい文言として、「滑らかで美しいレガート」というのが挙げられます。これまでは比較的アグレッシブな楽曲を提供する事が多かったのでその様相は幾分か限定的でしたが、今回に関してはほぼ全編にて見受けられますね。声質や発声法等の成約を受け、レガート表現を苦手とする歌い手さんはなかなか多いものです(私もまさにそれです)。異才を放っているといってよいでしょう。
楽曲ですが前述の通り、今回はED担当という事で、基本的には幾分か優しめのつくりをしています。ですがひとつ伝えておきたい、超重要事項が。私の楽曲(特にNano曲)をプログレっぽいと評する方がいますが、それはあくまでも私がキーボーディストであり鍵盤を核として音づくりを行う事に起因します。よって当の私自身は(プログレを)まるで意識してきませんでした。ですがほぼはじめてといってよいでしょう、この楽曲は例外です。事前にジョジョアニメを一気見してましたから…それの影響です。どんなもんですかね!?
今回は以上となります。よろしくです!