どうもこんにちは!塚越です。長野においても既に桜は大部分散っており、夏に向かってゆくその気運を肌で感じる時分です。今日などは日中最高29℃という事ですが、まだあまり暑いという感じはなく、"快適"の範疇といえるかなと。年中これくらいだったら過ごしやすくていいんですけどね〜。
さてさて、2024年春の参加作品をまとめてゆきましょう!今回は水谷の分も含め一挙にご紹介。
なおNanosizeMirのYouTubeチャンネルにおける月イチ雑談配信(毎月第4金曜)においても、同人即売会等が直近で控えている際、参加作品について語らうという試みをこのところ行っています。
今月の当該配信はまさに本日の21:00から、内容も上記の通り!よければ観にきてくださいね。動画の切り抜きはいまのところ行っていませんが、アーカイブは残すので後日の視聴も可能です!
■水谷個人
愛に行くから恋で来た / 満月と地球儀
春M3 スペースNo. 第一展示場:A-10a
tr.02『キミツナギ恋予報』の歌唱を担当
作詞:シイザカサユリ、作編曲:ヨッシャ!!E.J.R
以下は水谷からのコメント。
"青春"や"恋"をテーマにした楽曲ということで、歌い方もいつもの水谷よりかわいめを意識してみました!
1番と2番で歌詞に合わせて、「私」の表情変化がわかるような表現を心がけてみたので、フルサイズで聴くときはその点も是非注目してみてくださいヽ(=゚ω゚=)ノ
■塚越個人
Capricious Juliet / 後藤ハルキ(A little bit)
春M3 スペースNo. 第二展示場:う-01a
tr.01『週末の約束』の作編曲を担当
作詞・歌唱:後藤ハルキ
ハルキさんのシティポップみ深い新作です。ジャケの雰囲気もまさにそんな感じで、毎度ながらイイですねぇ。
んで私の楽曲ですが、あくまでも私的な気分上これはフュージョンなんですよね。なんというんだろう、特に昨今のリバイバルブームとしてのシティポップって、比較的新しめのクラブサウンドの流れを一部汲み、所謂"引き算でのアレンジメント"を積極的に行うイメージがあるんですよね。だから仕上がりもタイトになるし、懐かしさも含みつつ時代に合った仕上がりになる。
対してこの『週末の約束』は、意識的な音の間引きを殆ど行っていないんです。加えこの和声や旋律、やっぱジャンルを自ら形容するのであればフュージョンだよな、ということで。
架幻世界冒険譚 第二幕「一粒の縁」 / 小鳥遊まこ(うたのは)
春M3 スペースNo. 第一展示場:C-19b
tr.03『一粒の縁』の作編曲を担当
作詞・歌唱:小鳥遊まこ
まこち!今回は珍しくダンスポップな仕上がりになっているんですよ。というのも…
先ず作品全体のテーマは「大正ロマン」でして。そしてそれは勿論、従来通りのロック系トラックでも十分に実現可能な方向性なんですよ(例えば事変っぽい雰囲気とか、思いつきやすいですよね)。ただこの際の別件にて私はジャズトラックの制作に勤しんでおり、かつこのところギターを弾きすぎているというか、そこに比重を置きすぎているなという意識もあって、その両面において気分的な棲み分けをしたくて。
んでダンスポップというのはプログレッシブな音づくりを柔軟に行えるジャンルですから、上記テーマに対してもより直接的なアプローチが出来るわけです。そこでこの曲を聴いて欲しいんですが、どうでしょう、紛うことなき大正ロマンでしょ?そこですよ!
四季彩Bland New Days / Readiness Record
春M3 スペースNo. 第一展示場:A-11ab
tr.02『Reminiscence』の作編曲を担当
作詞:シイザカサユリ、歌唱:Yuba
前回の纏めにてまず単曲でのリリースを告知した当楽曲、他の四季仲間たる楽曲達と共にめでたくCD頒布となります。
YubaさんのYouTubeチャンネル「ゆばのおうち。」におけるライブストリームのED曲として現在用いられているので、視聴者にとっては既に耳馴染みのある楽曲となっているかもしれないですね!
Proud Echoes / Sennzai
春M3 スペースNo. 第二展示場:あ-13a
tr.01『白蓮華』の作詞・作編曲を担当
歌唱:Sennzai
せんざいさんです!今回の作品テーマは「アジアンエスニック」ということで、だいぶ様々な楽曲性を許容する反面、実際制作に入ってみたら作風被りが発生しそうな方向性でもありますよね。ご本人もその点には注意を払っていたご様子でしたが、私も私でひと工夫、或いはひと工夫以上を巡らせまして。
という事でガムランサウンド及びガムラン系スケールを踏襲した当楽曲、それにマッチする歌詞イメージとして「仏教的な世界観(ないし死生観)」を綴りました。なおコーラス歌詞は(私的に「Nano語」などと呼んでいる)いつもの造語と、サンスクリット語ベースの造語とのハイブリッド構成になっています。書かなきゃ誰も気づかないからね…!
一聴すると迫力ある楽曲にも思えるでしょうが、私的なイメージとしてはむしろ「素朴なバラード」。塚越サウンド道すがらなりにも非常に私らしい楽曲かなと。
Precious Blood / 葉月ゆら
春M3 スペースNo. 第二展示場:サ-02ab
tr.06『イヴとリリス』の作編曲を担当
作詞:月棘苑子、歌唱:葉月ゆら
お馴染みゆらさんです!「このところギターを弾きすぎている」と前述しましたが、それでも必要なところでは勿論弾きますとも。こちらも実は「少しエスニック味のあるものを」というご要望のもとに制作しており、とはいえ実はデモ段階ではあまりそういった要素が表層化しておらず。その分をアレンジメントで補った形ですね。
ゆらさんは歯切れのよいVoが持ち味であると兼ねてより書いてきていますが、音づくりにおいてもそれに追従するか、或いは持続的かつ安定的なサウンドでもってレガートにバックアップするか、結構二極的なんですよ。今回は前者!キビキビとね。
今回は以上となります、宜しくです!