2014年04月20日

NanosizeMir新作『始まりを告げる少女』ご紹介

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塚越です!
ナノ新作をはじめとした春M3合わせの制作がすべて無事に完了しました。やったぜぇ〜。
それらの情報も一通り出揃った頃合い、例により参加情報をそろそろ纏めないとといったところなのですが、今日はそれに先立ち、ナノとしては実に久々のフルアルバム『始まりを告げる少女』についてご紹介。



今作については書きたい事が山程あるんですが、細かなところはまた追々に書いてゆくとし、今回は本作ならではの特徴となりそうな部分について。


一貫したテーマの存在

前2作とは異なり、今作は全楽曲に共通したテーマというか世界観めいたものが存在します。というか更に平たく云えばバックグラウンドにひとつの物語が存在するかもしれないよという事ですね!

その事自体はさして珍しくもないかと思うんですが、今作はあくまでも各曲ひとつひとつをスタンドアロンの存在としてもしっかりと成り立たせ、アルバム全体のバリエーションを豊かにする為に、それがどういったものなのかをあえて明示しないという形を取っています。

従来通りの切り口で聴いて戴くもよし、或いは上述のテーマについて想像してみるもよし…多角的な聴き方、楽しみ方が出来る作品となっています。


徹頭徹尾るなちをフィーチャー

これまでのNanosizeMir作品では、私がサブボーカル或いはコーラスで歌唱参加する楽曲を必ず用意していました。しかし今回は上述のテーマによるイメージを重視すると共に、水谷の、これまでの活動における成長を記録した成果物の様なアルバムにしたいと考え、全編に渡り彼女一人をフィーチャーしています。

今作は従来に増して多重コーラスの絡む楽曲が多く、伴っては彼女の歌ったテイク数も相当なものになります。これを一人で担うというのは実に大変な事なのですが、全曲例外なく余念と妥協のない、彼女の意思がしっかりと通ったボーカルを聴く事が出来ます。


程よく、多様に

NanosizeMirの過去2作(「小さなせかい」と(星ノ唄」)の音づくりは、片や小編成気味、片やオケ厚気味という感じで対照的な部分があったのではないでしょうか。今作は楽曲によりそのどちら側にも歩み寄りつつ、全体的な質感としては両者間に丁度収まる様な落としどころを狙っています。

そして両者通じて意識的に狙ってきた「NanosizeMirらしさ」を再度追求しつつ、より多様なものを内包し以後に至り拡げてゆける様、今作は色々と新たな試みを行っています。目立って先鋭的ではないけれど、しかしどこか新鮮。それでいて懐かしさもある。すべてひっくるめてとてもNanosizeMirらしい。そういったイメージをとことん追求したアルバムです!


最後に…

前作から随分間が空いたけど?

いやはや、大変お待たせしました!これだけ先延ばしになったのは、前述のテーマに纏わる下準備に多くの時間を費やした事、そしてそのテーマが煮え切らずのままに書いた楽曲を根こそぎボツにしてきた(しかも一部は歌録後に!)事等が要因です。

そういえば先日、ピクセルビーのくどさんとお会いした際にこんなお話をしました。

「自発的な創作物は、それを重ねれば重ねる程、よほど煮詰まらない限りは表に出そうという気にすらなれなくなる」

まさにこんな感じで、制作は絶えず続けていたにせよ、自ら納得のいくものを作り出すまでに時間を要してしまったという。

そんな潜伏期間を経てやっと陽の目を見そうな今作は、少なくとも我々の中では「しっかり煮詰まったもの」なのです。聴いて下さる皆様がどういった感想をお持ちになるかはまだ判りませんが、上述の通り難産であったこの作品、どうぞじっくりと聴き込んでみてくださいね!
posted by 塚越雄一朗 at 08:36| Comment(0) | 日々の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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