2020年02月27日

塚越の2020春まとめ

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どうも、塚越です!
作業とアイスボーンPC版とを往復しているうちに、世間はコロナやら或いはコロナやらで大変なことになっていますね。困ったものです。

そんな最中ではありますが、2020春の参加作品纏め、いってみましょうか!


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■M3-2020春(3/1)作品



Cherry Melody / 葉月ゆら

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tr.06「鉱石メロディ」のゲスト歌唱、作編曲、ギター演奏を担当。
歌唱:葉月ゆら&塚越雄一朗(NanosizeMir) 作詞:葉月ゆら

今回のゆらさんアルバムはゴシック要素から少し離れ、バラエティ豊かなポップソングを集めたものとなっています。そんな中での私の楽曲は、ゆらさんのもとでは実に初となるボーカルジャズトラックです。かつ、なんとデュエットソングでもあります!久々に歌ってきましたよ。

当記事を上げるにあたり事前にゆらさんブログを拝見致しましたので、そちらへのリンクを貼っておきますね。


本楽曲の主旋律のリズム感はなかなかトリッキーで難しめなんですが、ゆらさんの順能力は本当に素晴らしいです。今回はゆらさんが先録りで、それにあわせる形で私のVoを収録するという形をとっているのですが、上述の通り優秀なゆらさんに対し私はなにかとルーズに歌いがちなもので、自らのタイミング音痴を痛感することに…。ですがゆらさんVoの特徴の一つであるスタッカートめなフレージングは私のそれとも案外と相性が良いというか、オクターブ下であったり或いは下ハモであったりする私のVoを上手く引っ張ってくれる形になっており、その辺りは総じて、本楽曲特有の歯切れ良さから成るグルーヴ感の、主たる構築材料になっているかと考えます。

音作りについて、本来こういったアレンジメントであればウワモノとして用いるインストはやはりブラスが最適解なんでしょうが、今回はあえてのストリングスアレンジとなっています。で、いざやってみるとこれが悪くない…!なんでしょう、ディズニー曲的な風合いがでて、またそれがこの曲には良く合っているなと自負する次第。

ジャズ系の楽曲は比較的得意ではありつつ、そもそもやる機会が少ない事から(主にはアレンジ上の観点において)手探りになる事が多いというのが常です。しかし様々な面において、先につながる発見が多い楽曲でした。ちなみに余談、水谷は本楽曲をえらく気に入った様ですw よって次のアルバム曲あたりでNanosizeMir初のジャズトラックが収録される可能性がでてきましたよ。



黄昏町ビルディング / 後藤ハルキ(A little bit)

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tr.02「Party up!」の作編曲、ギター演奏を担当。
作詞&歌唱:後藤ハルキ

今回の私の担当はディスコティックなトラックとなっています。といってもそこはハルキさん、EDMやトランスとかっていうんではなく、所謂ファンク/ソウル系の雰囲気を有すものとして、アダルティに、かつお洒落に纏めています。EW&F的な、そんな感じです!

打ち込みブラスって案外、いやむしろ案外以上に難しいんですよ。無論音源によりけり&楽曲にもよりけりではあるんですが、普通に鳴らすのみではなかなか有機的には聴こえてこないことが多くて。なんですが特にこの楽曲の場合、オケのトップを飾るブラスに格好がついていないと話になりません!なので音づくりにせよ、或いはフレーズそのものにせよ…あらゆる観点から、ブラスをブラス然とさせる為の工夫をしています。聴いて戴く上では、そんな部分にもちょっぴりお耳を傾けて戴けると嬉しいですね。

さてさて。ハルキさんのもとでは比較的アコースティックな質感の楽曲を制作する事が多いですから、ボーカルの処理などについてもやはり自然派というか、ハルキ自身の持ち味を充分に活かす為のミキシングを従来は心がける事が多いんですよ。ですが今回は楽曲性上、ダブリングしたり、ところによりケロケロボイスにしたりとちょっと"遊んで"みました。細かな話になりますが、挿しているリバーブなんかも少し違うんですよ。従来のハルキさんテイストから逸脱するとまではいきませんが、いつもとはちょっぴり異なる雰囲気をお楽しみ戴ければと!



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■DL販売作品



Elis' Dogma / 棗いつき

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tr.06「Checkmate」の作詞、作編曲、ギター演奏を担当。
歌唱:棗いつき

メインを歌って戴くのは初となる棗いつきさん、今回は『チェス』をモチーフとした作品との事。私の担当楽曲は「キング」がテーマです!

今回は作詞も担当するという事で内容について悩んだのですが、お話戴いた際の「Checkmateというタイトル」「既に勝敗が決した上での清々しさ」といったファクターと、更には『キング』という存在とその存在感等を踏まえ、この内容で書き上げてみました。ゆきすぎた表現についてある程度は自重しつつ、しかし王を王たらしめるに足る言葉を紡いでゆく…本楽曲の作詞作業はそんな雰囲気で進めましたね。

楽曲は速めの4つ打ちビートをベースに展開してゆきます。ですが「ハデ」とか「カッコいい」というよりは、作品の幕引きに相応しい壮大さや雄大さであったり、或いは美しさであったりといったものを重要視しており、総じてエンディング曲然としたものになっているのではと自負します。またその性質上展開性に富んでおり、5:30弱という(比較的)長尺の中で様々な局面を有します。多分ですが割と”私っぽい”感じに纏まっているのではないかと。

いつきさんのVoは安定感抜群でしたね…!メイン歌唱におけるストレートかつ美しく、そしてある側面においては可愛らしいともいえるボーカルワークは聴く者の琴線に強く訴えかけるものであり、一方でコーラスワークにおける力強い表現は、楽曲に一層のスケール感を齎してくれました。…念の為述べておきますけど、これ一切のお世辞成分含みませんからね?w ガチでうまいんですよ。すごいと思います。

なお本作品はもともと春M3-2020あわせで制作されたものなんですが、いつきさんは当該イベントへの参加を見合わせ、作品をダウンロード販売する予定である事をTwitterで述べておられます。そのツイート貼っておきますね!




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■同人以外



Always Bee Happy! / クイーンハニー

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表題曲「Always Bee Happy!」の作編曲、ギター演奏を担当。
歌唱:クイーンハニー 作詞:らいね
バイオリン演奏:Yurine コーラスサポート:水谷瑠奈(NanosizeMir)
レコーディング協力:Nasoundra Palace Studio
ディレクター:田中

クイーンハニーさんというとっても頑張り屋さんなVTuberがおりまして、本楽曲は彼女主体で行った『3Dの体でオリジナルソングMVを作りたい!プロジェクト』というクラウドファンディング企画によって生まれるものです。私は作編曲担当として参加しています。

まだ上記クレジット情報がプロジェクトページ上で公開されたのみですので、現段階で私から多くを語る事はできません。ですが先立っては一言、ハニーさんは本当に頑張り屋さんですね!なにかを成そうとする意欲であったり、或いは一曲のかける情熱であったり…私的にも色々と刺激になりました。

本件についてはまた追って告知します。続報を待て!

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今回は以上となります。
実は他にも告知できなくもない事柄が(水谷も含め)あるのですが、まだちょっと時期尚早かなという事で今回は控えておきましょう。

しかしコロナウィルスに纏わる騒動の着地点が見えない昨今、イベ関連についても各々様々な動きがみられますね。つきましては皆様、お身体にはくれぐれもご自愛くださいませ。私も気をつける!
posted by 塚越雄一朗 at 23:09| Comment(0) | 日々の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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