どうもこんにちは!塚越です。この秋あわせから私はZen4世代Ryzen9をコアとしたPC+Cubase13というDAW環境で作業を行っています。環境移行時ならではの煩わしさも若干伴いつつ、基本的には快適です。
勢いで購入したMOTUの新型828もとりわけ大きな不具合もなく、安定動作してくれています。出音もとても良いですねぇ。ここ数年、オーディオIFエントリー〜ミドル帯の競争に揉まれまくった経験が活きていそうです。もう昔のMOTUじゃねえんだ…!
さてさて、機材話はそれくらいにして。2024年秋の参加作品をまとめてゆきましょう!
■塚越個人
金糸雀とシェパーデス / BΣretta Crossrain × Flare Rune
秋M3 スペースNo. 第一展示場2F:T-05a
※リンク先は作品のクロスフェード動画です。作品情報は動画概要欄に記載されています。





tr.01『twilight overture』の作編曲及びギター演奏を担当
作詞:BΣretta Crossrain
歌って戴くのはのは2度目となるベレッタさん、今回はフレア(Flare Rune)さんとのデュエットコラボです!私の楽曲は「twilight overture」というタイトル通りにアルバムの幕開けを飾る、華やかでありながらも耽美な旋律が特徴的な4つ打ちゴシックトラックに仕上がっています。
お二人の歌唱は、動的な揺らぎのあるベレッタさん×真直で伸びやかなフレアさんという点である種対照的ながらにも、共に歌うと非常によくマッチしますね。帯域が近いのか、或いはもっと奥底の部分にシナジーがあるのか。いずれにせよとても尊いコラボですね!
THE VELVET CITY / 後藤ハルキ(A little bit)
秋M3 スペースNo. 第一展示場:P-07a

tr.01『Step into the night』の作編曲及びギター演奏を担当
作詞:後藤ハルキ
ハルキさんです!今回はビッグバンドジャズワルツトラックですね。ちょっとガーリーで可愛いめな曲調と、それを彩るような形で採譜されたアンサンブルが特徴です。アダルティでムーディーな楽曲を好んで歌われることが多いハルキさんですが、時にはこんな形もありでしょう。
ところでこの楽曲、今後に至りNanosizeMirをフォローしてくださる方々には特に、覚えておいて欲しいトラックなんですよ。理由は特に述べませんが、何かあるかもしれないですね!
Shadow Shape / La Bella Luna(葉月ゆら×月子)
秋M3 スペースNo. 第一展示場:O-14ab

tr.05『聖女と生贄の鳥籠』の作編曲及びギター演奏を担当
作詞:葉月ゆら
おなじみゆらさんと、うおお月子さん…!楽曲お寄せするの何年ぶりになるのでしょう。いやぁめちゃくちゃ久しいなあ。お元気そうで何より。楽曲はお二人デュエットのゴシックトラックですが、こちらはトランス寄りのタイトな音づくりが特徴ですね。
お二人はユニゾン箇所においても歌詞が別個となっているケースが多く、それに対応する形で、パン振りや帯域処理等久々、ボーカルミックスにもひと工夫しています。総じて聴きやすくかつ充実感のある形に仕上がっているのではと自負する所存。
伽藍洞にゼラニウムの花を / 小鳥遊まこ(うたのは
秋M3 スペースNo. 第一展示場:F-10b

tr.03『思色と伽藍洞』の作編曲及びギター演奏を担当
作詞:小鳥遊まこ
まこちです!「伽藍洞」←これ皆さん何て読むかわかりますか。「がらんどう」です!主に文語として用いる事はしばしばあるワードですが、漢字はあまり知られてないかもですよね。さて楽曲は前作『一粒の縁』に対し部分的にシナジーのある形として纏めており、アレンジにおいてもEDM的な手法を引き続き用いています。
毎回書いていそうですがまこちは本当に成長株で、もう歌って戴く度に巧くなっている気すらしますね。今回もそんな、彼女の技巧が表現できるフレーズを散りばめているので、そういった点にもご注目戴けると嬉しいです。
Imaginary Blue / 結崎有理
秋M3 スペースNo. 第一展示場:V-02a

tr.04『Imaginary Blue』の作編曲及びギター演奏を担当
作詞:結崎有理
歌って戴くのは初となります、結崎有理さん!依然Sennzaiさんにお寄せした『生誕アンビバレンス』の、あの歌詞を書いてくださった方なんですよね。ボーカリストとしては実に伸びやかなハイトーンが特徴的で、私の担当曲『Imaginary Blue』でもまさにそれが活かされています。表現豊かなメイン歌唱もさることながら、よりハイレンジに振ったコーラスへの対応力も素晴らしいですね!
タイトル通り透明感のある音作りにしようと考え、フュージョンっぽい手法を要所にて用いています。更には私の隠し玉音色のひとつである「疑似EWI」を久々に使いました。
Echoes / nayuta
秋M3 スペースNo. 第一展示場:T-11ab

tr.04『Smiles Left Behind』の作詞・作編曲及びギター演奏を担当
今回ラストはnayutaさん!このところLa prièreには数曲お寄せしてきましが、ソロとしては…もしかして初かも!?楽曲はバンド編成+ストリングス&ブラスアンサンブルという構成の、シリアスかつオルタナティブ寄りのポップロックソングです。特盛コーラスも勿論入ってます!
そして今回の中では唯一となる、作詞も私が手掛けている楽曲になるんですよね。内容についてはある程度抽象的に表現している面もあるのであまり多くは語りませんが、ひとつ。楽曲中幾度となく呼び掛けられる「Teddy」はクマのぬいぐるみなんです。重要な精神的支柱を欠いている主人公の、せめてものよりどころ。そんなTeddyちゃんと共に、見守るような心持ちで聴いてくれたら幸せなソングです。
今回は以上となります!
なおこれらの楽曲については、YouTubeのNanosizeMirチャンネルにおける毎月第4金曜恒例の定期雑談配信でも取り上げようと考えていますので、よかったら遊びにきてくださいね。今回は明日10/25の夜21:00から!勿論アーカイブも残します。