2022年12月28日

NanosizeMir・水谷・塚越の2022冬参加作品まとめ

参加作品まとめ_small.png


どうもこんにちは、塚越です。だいぶ寒くなってきましたね。長野は既に雪に覆われており、冬やなぁって感じです。

そしてこの冬あわせはとにかく『狼の冬』制作が大変でしたね…!当然ながらNanosizeMirの音屋は私のみなので、一人で音まわりをすべてこなす為には、時間はどれだけあっても足りないという感じ。なんとか乗り切り今に至ります。過程ではまた様々な発見もあったのでその辺りは次に活かしたいと考えつつ、ひとまずは今できる精一杯を詰め込みました。

さて、ということで2023冬纏め、いってみましょう!今回は上述の通りNanosizeMirの新作と、更には水谷分も含めます。
なお毎度の話になりますが、冬コミ等のイベントにおける頒布日やスペースNo.等は各特設サイトを御覧くださいませね。すべて纏めてゆくと大変なので!





■NanosizeMir

狼の冬 - NanosizeMir 5th Album

Fi9mgtWaYAEJpVk.jpg

歌唱・コーラス:水谷瑠奈(全曲)、塚越雄一朗(tr.03、tr.07)
作編曲、楽器演奏:塚越雄一朗(全曲)
作詞:塚越雄一朗(tr.02、tr.03、tr.07)、らいね(tr.04、tr.05、tr.06)
ジャケットイラスト:Yano

以下、各楽曲をご紹介。

・tr.01 『オープニング』

短曲ではあるんですけども、過去NanosizeMirってオープニング曲に結構凝ってきた経緯があり、今回もその例に漏れず、(良い意味での)拘りをもって制作しています。

・tr.02 『さんぽ道』

アルバムの最初を飾る楽曲としては(私的に)異例の、パワーバラードトラックです。Voの歌唱力が問われる1曲ですが、るなちがしっかりと歌いこなしてくれました。

・tr.03 『蒼い障壁 - Sprint Version - 』

過去にマキシシングルとして頒布した楽曲のリアレンジとなります。私を含んだツインボーカルトラックとして生まれ変わり、伴ってはアレンジもよりアグレッシブになりました。

・tr.04 『私の愛しのアルコイリス』

ジャンル的に「これ」とは形容し難い、今作中最も独創的な楽曲になると考えます。派手なパーカッションを主軸としたビート感が特徴です。

・tr.05 『柩とグルニエ

NanosizeMir初のゴシックトラックかつ、主軸となるビートは3/4のワルツという、ラウドな音作りながらにも、こちらも非常に個性的な楽曲です。

・tr.06 『創世、連綿たり』

ラウドめな音づくり中心に構成されている今作において異彩を放つ、ピアノバラードトラックです。抑揚をもって歌い上げるるなちのVoにも是非注目してくださいね。

・tr.07 『狼の冬』

滅びへと向かう絶望を歌う、今作の表題曲です。過去「青空の記憶」等の楽曲で定義してきた変則5/8〜6/8ビートを基調とした、NanosizeMirらしさのある楽曲といえます。

・tr.08 『エンディング』

ピアノ一本のエンディングトラックです。オーソドクスなピアノソロ的演奏法を基調としつつ、部分的に弾き崩したりと工夫しました。


■XFD試聴



■「狼の冬」Short ver.






■水谷瑠奈

シーランと、誰もいない海-TALENT3 / キネティックノベル

450.jpg

tr.05『サザン 〜君の名を船に刻んで〜 』の歌唱を担当。
作詞:新島夕 作編曲:天休ひさし

ビジュアルアーツさん企画、キネティックノベルのコンセプトアルバム『シーランと、誰もいない海-TALENT3-』の、Tr.14「サザン〜君の名を船に刻んで〜」のボーカルを水谷が担当しましたヽ(=゚ω゚=)ノ

裏話として、最初はいつもの歌唱(Philosophyzっぽい感じ)でレコーディング時に歌っていて、すごく野太い声のシーランちゃんでしたw 天休さんやプロデューサーの竹下さんから、CD全体のコンセプトやヒロインのイメージをディレクションいただき、当初の歌い方とは方向性をガラッと変えて、シーラン本人が歌っているように努めました。少女っぽさを感じていただけたら嬉しいな!

そんな「サザン〜君の名を船に刻んで〜」、YouTubeでフル試聴できちゃいます。是非、下の動画リンクからチェックしてみてくださいね。






■ 塚越雄一朗


乙☆BONE!サマー!!彡 / 朝木ゆう



作編曲及びギター演奏を担当。
作詞、歌唱:朝木ゆう

ゆうさん!なんと今回は電波曲となっています。ですが所謂ロリっとしたあの感じではなく、楽曲テーマは『社畜』なんですよ。可愛らしくアッパーな楽曲とは裏腹に、面白おかしくも辛辣な内容が綴られており、ミキシングの最中私も笑ってしまいました…w やはりゆうさん自身のご経験がもと、なんですかねぇ。メインパートは勿論合いの手の各ワードにもひと工夫みられ、「こういう当てはめ方もあるのか!」と感心してしまいました。

音づくり面については、(電波としては)オーソドクスな4つ打ちビートを基調に、とてもタイトに纏めています。企画段階より上述のテーマを伺っていたので、それに伴うワードを多々入れ込める様、特には旋律面において工夫しました。Bメロにおいていったんマイナー調になったりするのもそれによるところですね!

なおこちらの楽曲は、来春頒布予定の新作CDに収録予定との事です。



Achroite / 葉月ゆら

イメージ2022_12_28_18_926.jpg

tr.06『黄昏の禁忌』の作編曲を担当。
作詞、歌唱:葉月ゆら

お馴染みゆらさん!今冬はこちらもまたお馴染み「黒」「白」企画なのですが、私はNanosizeMir新譜制作の為、今回は白のみの参加とさせて戴きました。

(歌唱曲としては)ラストトラックとなる今楽曲は根本的に、ポップスとしては制作していないんですよ。なので特にはサビフレーズや或いはサビ全体のサイズ、小節割等、歌唱曲としては少し特殊な纏り方をしているかと考えます。また特にB後半からサビにかけては"閉じた和声"を多用しており、その辺りも相まってゴシック的な美しさ、または退廃味がよく出ているかなと。決して目立つ楽曲ではないと思いますが、是非とも聴き込んでみて欲しいですね。きっとイイ味がでます!





今回は以上となります。よろしくです!
そして皆様良いお年を!


posted by 塚越雄一朗 at 19:11| Comment(0) | 参加作品まとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月17日

2023年1月1日より、既存CD価格変更のお知らせ

こんばんは、るなちだよ(=゚ω゚=)
今日は、NanosizeMirが過去に制作してきたたくさんのCDの価格変更のお知らせです!
昨今の情勢等踏まえ、いずれも値上げという形を取らせていただくことになりました。

お知らせ2.jpg
★2023年1月1日より★
・アルバム 1,600円(税込)→2,200円(税込)
・ミニアルバム・シングル 850円(税込)→1,100円(税込)
※2022年現在在庫がある全てのCDが対象です。
※デジタル配信は配信期間の関係上、順次変更となります。

通販サイトはこちら

2022年12月末までにご購入いただければ、変更前の価格でお求めいただけますので、もし「CD欲しいよ!」という方いらっしゃいましたら今のうちに是非!
年末には、コミックマーケットでNanosizeMir新譜を予定していますので、また別の記事で紹介していこうと思います。楽しみに待っててねヽ(=゚ω゚=)ノ
posted by 水谷瑠奈 at 19:58| Comment(0) | NanosizeMir情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月27日

塚越の2022秋参加作品まとめ

matome_header.png

どうもこんにちは、塚越です!

あくまでも私的にではありますが、この夏〜秋は刺さるアニメがすごく多いんですよ。
音楽に限らず、何か創作物を観賞するというのは本当に良い刺激になります。すべてのアニメスタッフにありがとうと云いたい!

さて、2022年秋の参加参加作品を纏めてゆきましょう。
今回はいずれも私個人となります。




■ 商業



KiRA☆KiRA / YURiKA

autumn_2022_pics-02.jpg

tr.05『Key to my next gate』の編曲を担当。
作詞:霜月はるか 作編曲:折戸伸治 歌唱:YURiKA


過去には恋愛アドベンチャーゲーム「Summer Pockets / Key」等にて制作を共にした、実力派かつ自他ともに認める鍵っ子であるYURiKAさんのファーストアルバムです!多岐にわたり意欲的にご活動されていますが、フルアルバムのリリースはなんとこれが初なのですね。発売は11月11日なので少し早いですが、おめでとうございます!

さて『Key to my next gate』ですが、折戸さん作曲ということで布陣からしてKey曲を強く意識したものになっています。曲調も然り、氏が得意とする切なさを帯びたメロディラインに、ミドルテンポの4つ打ちを基調とした心地よいリズム感…。私自身はVA社員ではありませんが、過去のKey曲の一端を担った身として、「中の人」としての心持ちと共に編曲を行いました。




Merkmal / Rita

autumn_2022_pics-03.jpg
(アルバム情報は左サイドバーの「New Album」をクリック)

tr.06 『Amal』の作編曲及びギター演奏を担当。
作詞、歌唱:Rita 


Ritaさんのご活動20周年記念アルバムです。こちらもおめでとうございます!20年間には本当に様々な事があったとお察ししますが、その上で、現在もなおご健勝でいらっしゃること、そしてご活動を続けていらっしゃることを及ばずながら本当に喜ばしく思います。

発売はまだ少し先という事で、現在はトラックリスト等の情報がでているのみ。よって本項に記載するのはいささか時期尚早かとも考えましたが、事前の告知は大事という事で纏めさせて戴きました。続報を待ちましょう!




太鼓の達人ドンダフルフェスティバル(Nintendo Switch)
/ バンダイナムコエンターテインメント

autumn_2022_pics-01.jpg

追加楽曲『リトルホワイトウィッチ』及びギター演奏を担当。
作詞:祇羽 歌唱:愛原佳織 


初太鼓曲です!10月13日のアップデートにて追加された楽曲となり、つまり既に遊ぶことができます。(難易度設定にもよりますが)比較的高難度めの譜面として仕上がっている様で、また曲調そのものも「Djent」という楽曲ジャンルを模した箇所が多く、実にトリッキーなリズムパターンを擁します。

作詞担当の祇羽さん、そして歌唱担当の愛原佳織さんことかおりん共に、制作を共にするのは本当に久しぶりでして。かおりんについては前回となると桃箱さんとのユニット「ちぃむdmp☆」以来ですし、祇羽さんは更に前、氏が代表を務める会社「StudioGIW」制作のゲームへの楽曲提供にまで遡ります。時を経て、またご一緒できる機会に恵まれた事を嬉しく思います。






■ M3-2022秋M3あわせ



『 隣りにいるのは、アナタがいい 』
/ 小鳥遊めぐみ(桜仔猫*)

autumn_2022_pics-09.jpg

tr.03『Reverberation』 - 作編曲、ギター演奏を担当。
tr.04『ひとりぼっちでも、孤独じゃない』- 作編曲、コーラス、ギター演奏を担当。
両曲共に作詞、歌唱:小鳥遊めぐみ


めぐみさんです!今回はなんと2曲をお寄せしています。先ず『Reverberation』はエネルギッシュなロックナンバーとなっています。過去に「philosophyz -■(memorial)-」を制作したあたりからか、こういったアップテンポでラウドなロック編成に対し、あまり混ぜものをしない(ウワモノの挿入を控える)事がちょっとしたマイブームになっているんですよね。本楽曲もまさにそんな、今現在における私の趣向に素直な直球楽曲として仕上げています。

そして『ひとりぼっちでも、孤独じゃない』はミドルテンポのシャッフルビート基調の、あたたかな楽曲となっています。こういう感じ、ジャンルとしてはなんと形容したらいいんでしょう。昔からある体裁ですし、何かしら呼び名もあるのかなあ。ところで本楽曲はカホンによるビートが主軸になっているんですが、これには手持ちのMEINL製カホンをもとに収録/作成した、自前のサンプルセットを用いました。今回新規につくったんですよ!私パーカス割と叩けるんで生とどちらにするか迷ったんですが、サンプルセット作成は後の役にも立つかなと。




おまえら、こ〜ゆ〜のがスキなんだろ?
/ 鈴咲のの(EtoilesFleur)

autumn_2022_pics-11.jpg
(リンクはBOOTHの通販ページ)

tr.01『絶対幼女☆ののちゃんです!』の作詞、作編曲、ギター演奏、及びオタクを担当。
歌唱:鈴咲のの
オタク:ギュラ、きんじ、でん、凸、雪音、雪だるま、及び私


お初です、ののさん!VTuberとしてのご活動も準備中との事、今後も楽しみですね!私も応援しにゆこうと考えています。

タイトルからしてそれ以外を想像するのが難しいであろう通りの電波曲である今作では、「ののちゃん」による表現多彩なメイン歌唱と、そしてそれを取り巻くオタク達による熱演によって成り立ちます。クレジットに表記した通りなかなかに沢山のオタクが参加して下さって、その一端である私としても実に嬉しい限りです。仲間がいるって最高ですよ!ここはひとつオタ芸でも披露したいところですがそれはまたいつかの機会に。という事で皆様、今回はありがとうございました!




Prismtone / Sennzai(Seardrop)

autumn_2022_pics-04.jpg

tr.05『Sacrificing Dolls』の作詞、作編曲、ギター演奏を担当。
歌唱:Sennzai


今回も素晴らしい歌唱力を披露してくださるSennzaiさん。私の担当曲は、彼女に寄せる形としては恐らく初となる、ゴシック調をモチーフとしたものとなります。

といっても本楽曲で主軸としているのはバロックその他クラシック系の和声というより、部分的にスパニッシュだったり、或いはモードだったり、また或いはオーソドクスなJポップ等のミクスチャなんですよね。この辺りがかえってSennzaiさんのイメージによく合うんじゃないかなと。歌詞については奴隷や拷問をテーマとしたかなりダークなものなんですが、是非ともそんな中から、特有の美しさを見出して戴けたら嬉しいです。

頒布に先立ち、当該曲のMVが公開されておりますので貼っておきますね。是非ご鑑賞ください!






ハートビート・フィルム / 鈴湯

autumn_2022_pics-12.jpg

tr.02『Glow of dream』の作編曲及びギター演奏を担当。
作詞、歌唱:鈴湯

こちらもお初ですね、鈴湯さん!過去には「殻ノ少女2(仮)ボーカリストオーディション」に合格され、以降ボーカリストとしてのご活動を意欲的に続けてこられた実力派です。Key作品の制作を通じ以前より面識はあったのですが、本件はるなちの紹介によりお話が纏まったんですよ。るなちさん、ありがとう!

表題曲『ハートビート・フィルム』の作編曲は竹下智博さんという事で、これまたちょっとKey味のある布陣なんですよね。そんな中での私の担当曲『Glow of dream』は若干のブラックコンテンポラリー感を有す、ロマンチックなバラードトラックとなっています。なんでも鈴湯さんはご自身のライブにおいて洋楽のカバーを歌唱される事もあるそうで、そんな彼女に歌って戴いてこそ映える楽曲に仕上がったかなと自負します。




自転黙示録−RotationApocalypse−
/ うたのは(小鳥遊まこ)

autumn_2022_pics-08.jpg

tr.13『Rotation Apocalypse』の作編曲及びギター演奏を担当。
作詞、歌唱:小鳥遊まこ


お馴染みまこさんです!今回もやはりロックテイストの極めて強い楽曲をお寄せしました。歌唱力の上達が本当に目覚ましいまこさん、ラウドな本楽曲においても持ち味を十二分に発揮していますね。

思えば私はこういった活動の初期より、彼女への楽曲提供を継続的に行ってきているんです。とすれば最早、サークル「うたのは」の作品の大部分は私の作品といっても過言ではないでしょう。とすれば一端の参加者としての立場に留まらず、作品全体に一定の責任をもつべきだなと今回思い至りました。という事で皆さん、是非お手にとってくださいね!全13曲、素晴らしい仕上がりになっています。



Petal Letter
/ 霜月はるか&日山尚(しちごさん。)
× 中恵光城(ABSOLUTE CASTAWAY)

autumn_2022_pics-06.jpg

tr.03『妖花ト夢現 - Camellia ver. -』の作編曲及びギター演奏を担当。
作詞:日山尚 歌唱:中恵光城

かつてリリースされた、サークル「しちごさん。(霜月はるか&日山尚)」「ABSOLUTE CASTAWAY(中恵光城)」との合同企画シリーズAnother Flower」。私も何曲かをお寄せしてきた本企画の新たな展開とひとつとしてリリースされる本作は、これまでのオリジナル楽曲のボーカルチェンジ版+新曲という構成になっています。

私の担当曲『妖花ト夢現 - Camellia ver. -』は2013年にリリースされた「Another Flower II」におけるtr.02『妖花ト夢現(歌唱:霜月はるか)』を、中恵光城さんが歌唱したverとなります。彼女の豊かな歌唱力が遺憾なく発揮されており、また楽曲も(アレンジこそ同様ですが)新たなミキシングが成され、これらの両面において当時と今双方を感じ取る事が出来る仕上がりになっていますね。

ちょっと裏話、2013年当時の楽曲データは32bit環境で構築されている為、現環境で呼び出す事ができず、ミキシング前状態のデータをお渡しできなかったんですよ。ところが当時ライブ用にと書き出したステムデータが存在していた様で、それをもとに今回の音源を構築して戴きました。その節はご迷惑をおかけしました!




喫茶リトルノ / 後藤ハルキ(A little bit)

autumn_2022_pics-07.jpg

tr.03『Live in the Moment』の作編曲及びギター演奏を担当。
作詞、歌唱:後藤ハルキ

先程まこさんの項で述べた旨、ハルキさんの作品においてもいえると考えます。シティポップや或いはジャズ系楽曲等を持ち味に昭和レトロ的雰囲気を長く構築してきたその道筋においては、ハルキさんのボーカリストとしての成長と共に、私自身の成長をも感じ取る事がきっとできるでしょう。

もともとジャズ系等が得意な私にとり、ハルキさんが提示する世界観は非常にマッチしているんですよね。これは本当に喜ばしく、ぶっちゃけ奇跡的だと思っています。ですが時にはそれらから離れた形もありだろう!という事で、今回のこの『Live in the Moment』は、80'sガールズポップをモチーフに、エッセンスとしてピアノ伴奏等におけるジャズ味を加えたものとして仕上げました。若い世代にどう受け取られるかは未知数ですが、こういった形を引き出しにもつ者として、少し披露してみたいなと今回考えまして。




ノーカラーヒロイン / 紗智(ハッカドロップ。)

autumn_2022_pics-05.jpg

tr.05『Code:Void』の作詞、作編曲、ギター演奏、コーラスを担当。
歌唱:紗智

おいも大好き紗智さん!いずれおいもソングも書きたいなと思いつつ、今回の作品のテーマは「色(もしくは無色)」です。

世には様々な色が存在しますが、ある面においてはそれらすべてを内包し、そしてまたある面においてはそれらによる干渉を受ける手前の無垢として、無色(白)という概念があります。私の担当曲『Code:Void』はまさにその無色について綴ったものなんですよ。そしてそんな歌詞内容と共に繰り広げられる楽曲もやはり、とても純粋なガールズポップとなっています。昨今流行りのあらゆる楽曲ジャンルへと枝分かれする前の、ポップスとしてのあるべき形。自然な形。それを目指しました。




Mythe et Jouer / V.A.(Y.U.I.S)

autumn_2022_pics-10.jpg
(リンクはTwitterにおける、HARU/FiAさんの本作品告知ポスト)


tr.07『帰天』の作詞、作編曲、ギター演奏を担当。
歌唱:皇黄リリエ

こちらはですね、tr.06『クロイツバサ』において作家としても参加されているHARU/FiAさん主導の、ゴシック系(の得意な)作家×ゴシック系VTuberというコンピレーション企画なんです。クラウドファンディングによりはじまった本企画、無事に制作過程を終え、新作としてこの様に告知できる運びとなりました。先ずは参加者一同、そしてご協力くださったファンの皆様、本当に有難うございます!

そしてグーテンモルゲン!という事で、私の担当楽曲『帰天』においてボーカルを担当されるのはVTuberの皇黄リリエさん。イラストやLive2Dアニメーション制作までもを一手に担うものすごく多才な方なんですけども、(日頃の配信にて披露しておられる様に)歌唱力も類稀なものをお持ちです。すごいですよねぇ〜。

そして楽曲です。「帰天」とはカトリックにおいて「死」を意味する語句ですが、本楽曲においてはそれを拡大解釈したものとして用いています(具体的には人ならざる者への転生を指します)。そんなファンタジックな世界観をベースに、悲壮感と透明感双方が伴う、リリエさんらしさのある楽曲として構築しました。彼女の歌唱表現も相まって、展開豊かではありつつとても馴染みやすい仕上がりになっていると思います。






今回は以上となります。そしてこの秋あわせの日程消化を期に、
NanosizeMir新作に向けて本腰を入れてゆきます!

posted by 塚越雄一朗 at 22:46| Comment(0) | 塚越情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月07日

塚越の2022夏参加作品まとめ

3.png

どうもこんにちは!塚越です。今夏は猛暑と大雨とが相次ぐ、非常にピーキーなものになっていますね。いずれにせよもう少し穏やかであって欲しいと願うばかりです。

さて、それでは2022夏の参加作品を纏めてゆきましょう!
といっても今回掲載できるのは1作品のみなので、そのぶんしっかり書きますね。


■ コミックマーケット100あわせ
 (2022/08/13〜08/14、東京ビッグサイト)

Lost Eden / 葉月ゆら

1.jpg

tr.06『The Other Side - Evil Succubus -作編曲、歌唱、ギター演奏を担当。

 作詞:海兎&葉月ゆら
 歌唱:葉月ゆら&塚越雄一朗(NanosizeMir)




お馴染み葉月ゆらさんの新作です!今回はゴシック系に傾倒しきっているという感じはなく、意外性たっぷりのtr.01にはじまり、個性豊かな方向性の楽曲が目白押しなんですよね。とても楽しい作品に仕上がっていそうです!

そんな中での私の担当楽曲『The Other Side - Evil Succubus -』はなんと、ゆらさんと(ボーカリストとしての)私とのデュエット曲になっています。共に歌うのは今回が初というわけではないんですが、前回となると2020春頒布の『Cherry Melody』に収められた楽曲「鉱石メロディ」まで遡る形になるので、かなり久しぶりですね。

年始くらいに、「今年は歌もちょっと頑張りたい」という様な事をTwitterで書いた覚えがあるんですよ(うろ覚えですが)。やっとこの夏、その発言についてひとつ、形を示せたかなと。ご提案そのものはゆらさんから戴いたのですが、実に素晴らしい機会となりました。ゆらさん、有難うございます!

楽曲中では歌唱のほか、部分的にシャウトしたり、或いはラップしたりもしています。収録にあたり日を分けたりは今回しなかったので、収録直後にはだいぶ声が枯れましたよね…るなちとのモンハン配信♯1内で少しお話した通り。とはいえ役割の主たるはやはり歌唱そのものだと考えますので、最初に収録して戴いたゆらさんの素敵テイクを参考に、歌唱表現、とめはね、或いはビブのタイミングや波の大きさ等々…2人のマッチングという点に気を配りながら頑張りました。

ビブといえば最近私は、オーソドクスなものと、所謂「ちりめん」等と呼ばれる、波の極めて細かいものの2つを使い分ける様にしているんです。ここだけの話、後者は以前とある遊戯機系の歌唱依頼をこなした際、リファレンスとされる歌手の歌クセを真似る様な形で、場当たり的に身に付けたんですよ。以後それをより自然なものとして身に付けようと結構練習しまして、ここにきてやっと少し、表にだせるだけのものになってきたという自負があり。



さてさて、作編曲面についても少しお話しますね。平たくいってしまえばラウドロック、オルタナティブロック系の楽曲となります。同人界隈って(とくにここ数年は)デジタル系楽曲の比重が高い分ロック系は押され気味かなって思うので、いちギターリストでもある手前、ロック要員としてもここはちょっと張り切りどころですね。

なので今回は例えばストリングスアレンジであったり、或いは部分的なシンセ音の行使等、「ロック」というイメージに対し混ざりっ気にあたるものは殆ど用いていません。"できる"からこそ"やらない"という選択肢にも妙味が生まれる…ここはアレンジャーとしての私の強みであると自負しますので、今後に至り意識し続けてゆきたいところです。

なおギター演奏にあたり用いた個体はSCHECTERの"Hellraiser Extreme C-1"です。あまりこの辺りの話をしてきていないと思うんですが、私は歪み系のギターrecに際し、今は基本的にこれを使っていますね。EMGのアクティブピックアップはサスティンも豊かですし、ローノイズで処理も楽なんです。車でいったらオートマのSUVみたいなものです!




今回は以上となります。宜しくです!
あとそうそう、最近我々NanosizeMirはYouTubeチャンネルをはじめたんですよ。

イメージ2022_8_7_20_877.jpg

現在のコンテンツはラジオ&ゲーム配信、及び過去リリースした作品のサブスク配信などです。
今後はさらに楽曲公開などをはじめ、様々なことに挑戦してゆきたいと考えています。
お暇な際にでも是非、みにきてくださいね。
各動画へのチャンネル登録や高評価、コメント等戴けるとるなち共々とても喜びます!

posted by 塚越雄一朗 at 18:25| Comment(0) | 塚越情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月22日

祝★DL販売&サブスク解禁!

『NanosizeMir』と『ピコミール』が制作したCDのDL販売&サブスクが解禁
サブスクブログ用.jpg
こんばんは、るなちだよ(=゚ω゚=)
Twitterでもお知らせしましたが、ナノの楽曲がデジタル配信で聴けるようになりました!

詳細は公式サイトのCDページと、下記にまとめましたのでチェックしてみてくださいね。
今年結成15周年を記念しまして、過去に制作したCDがいつでもどこでも楽しんでいただけるようになりましたので、みなさんも是非、お祝いにたくさん聴いてくれると嬉しいです!

◆NanosizeMirのCD
unknown.png
1stアルバム
「小さなせかい」
https://big-up.style/zWctN1cQjg
unknown.png
2ndアルバム
「星ノ唄」
https://big-up.style/xGXV2h5xSd
cdn04_jk.jpg
3rdアルバム
「始まりを告げる少女」
https://big-up.style/Sf4EIyj9Tu
cdn05_jk.jpg
4thアルバム
「輝跡」
https://big-up.style/1DjnHQhA5B
Fi9mgtWaYAEJpVk.jpg
5thアルバム
「狼の冬」
https://big-up.style/xQRLBHAuzq
   
cdn03_jk.jpg
1stシングル
「蒼い障壁」
https://big-up.style/pYOmWcOOkC
まとめ画像-01.jpg
2ndシングル
「盲信サンクチュアリ」
https://big-up.style/8LjcYn4cdO
   
◆ピコミールのCD
cdp01_jk.jpg
1stアルバム
「虹色ジェットコースター」
https://big-up.style/kSeBUO9mNi
cdp03_jk.jpg
2ndアルバム
「Super Sonic Girl」
https://big-up.style/6E3PO5HX7d
CDpic_small2.jpg
3rdアルバム
「オール電波」
https://big-up.style/UQGFPKskT1
cdp02_jk.jpg
1stミニアルバム
「BREAKS!」
https://big-up.style/5hwd4mMN3a
   
◆SpecialCD
cds01_jk.jpg
5周年記念アルバム
「ShiroKumaCollection」
https://big-up.style/HGEMUJQWAg
   
◆OtherCD
himacir.jpg
ひまさーCD 1&2セット
準備中


posted by 水谷瑠奈 at 21:00| Comment(0) | NanosizeMir情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする